1つ前の記事で運転マナーについて触れましたが、ケニアではマナーも相当悪いですが運転技術そのものがヒドイのです。

原因の1つが賄賂

賄賂大国ケニア。賄賂がないと事が進まない国。
ケニア人は賄賂は文化だ!と言います。(浮気ではなくねw)

そんなバカなって話ですがね。


例えば交通違反の場合警察に数百円(お昼代とか交通費くれってのが多い)で違反は無かった事に。
窃盗や様々な犯罪の場合も警察に数千円〜数万円で犯罪は無かった事に。
就労ビザの取得や起業する際、ビジネスを行う様々な手続きで役所に行った際はその役所の人に数百〜数千、外国人なら数万円を賄賂として渡して初めて手続きをしてもらえる。
税金の代わりに賄賂を払えば税金は免除に。
地元有力者(議員や役人)に何かものを頼むなら500円程度の賄賂。

とにかく何をするにも賄賂賄賂賄賂。
困った時の賄賂頼みとでも言うのでしょうか。
賄賂がないと物事が動かないし、逆に言えば賄賂さえ払えば何とでもなるんです。

そこでさっきの運転技術の話。

ケニアでは2週間程教習所に通えば普通免許が取れます。
その2週間に必要なのは7000円程度だそうな。
(教官への賄賂は除きます、がやはり必要な事が多いそうな) 

ケニア人にとっては7000円は月収平均程。
そう考えると日本でもそんなもんでしょうかね。20万程度?


ところが!!!

日本と違うのは7000円払って正規の方法で免許取るのは高いし時間もかかるので、そこで出てくる賄賂!

免許を賄賂で買うのです。

相場は1000円〜1500円。

役人に払えば2時間程で免許入手可能。



で、凄惨な事故が後を絶たないんですね。


交通事故で犠牲になる多くに市民の命と引き換えに役人は懐を潤すわけです。




ケニア人は既に賄賂と戦う事は諦めてます。
戦う人、見た事ありません。だって文化ですから。



ケニア、なんだかんだで大好きな国ですが、この賄賂の文化、


大っ嫌いです。